昨日、12月の糖尿病教室がありました。
参加者112人と今までで一番多くの方に来て頂きました。
「糖尿病患者様の年末年始の過ごし方」ということで、皆さん関心が高く糖尿病
の患者さまだけでなく、ご家族も参加されていました。
会場は、人数だけでなくすごいパワーです。
会場の入口には、目の毒になる物が・・・・・

この角砂糖を見ると恐ろしくなりますね。
視覚に訴えること、体験することは本当に効果的です。
まず、皆さんに500Kカロリーの食事をしていただきました。


私もいただきました。
かなり食べ応えがあり、味付けも薄くても出汁がきいて美味しい!
食べ終わると、院長の講話が始まりました。
昨年もお話しされましたが、糖尿病治療の未来についての話しです。
未来と言っても先の先の話しではなく、必ずやってくる近い未来のこと。
スマートフォン位の大きさの人工膵臓は、血糖の値によりインスリンが注入
されるというもの。
将来はみなさん、スマートフォンを2つもつことになるかも。
またインスリン注射や内服薬についても考えられない視点で研究が進められて
いることなど、びっくりポンです。
難しい内容も森田節で分かりやす話されるので、皆さんの反応がビンビン
伝わってきます。
この近い未来まで待てるよう「今が勝負どころ」。
ヘモグロビンAICを7目標、運動をすることにより心臓や脳血管の合併症を
予防すること、また運動は転倒防止や認知症予防にまで関連することなど。
「今さら遅いわ」とあきらめることなく
「今が勝負どころ」、たくさんの方がうなづいておられました。
教室が終了し、みなさん、「有難う」とニコニコ。
すごいパワーです。
今年もあと少し、ここのところ暖かいので実感がわきませんが、今日からは
寒波がやってきています。
インフルエンザの発生もチラホラと聞いています。
流行するまでカウントダウンです。
健康に留意し、よい年が迎えられるよう心身共に準備していきましょう!