2013年 01月 30日
エンゼルケアの研修会
担当者は、事前に今日の研修会の為に看護協会北播支部の「エンゼルケア」の研修会に参加して、実に入念な準備をしてきました。
看護部の職員以外の参加もあり、研修会のモデルをかって出てくれた管理栄養士の稲田さんの協力もあり充実した満足のいく研修会でした。
少し前までは私たちは「死後の処置」と言っていましたが、今は「エンゼルケア」に変わり、内容も当たり前と思っていたことが、そうではなく科学的根拠に基づいた変更点についての最新の情報も紹介してくれました。
多くの死に出会ってきましたが、まだ知らない事もありました。
亡くなられた患者さまに最後にさせていただくケア、ご家族の悲しみへの対応、本当にこのときほど、自分が未熟であることを何度、恥ずかしく思ったことか。
亡くなられた時は、命を救うことと同じ位、看護師として専門的、かつ社会人としての常識、誠実な対応が求められます。
今日の研修会に参加し、単なる体への処置、メイクの学習で終わらないようにして下さいね。
死というものをもう一度、もう一度考えてみて下さい。
死を考えることは、生きることを考えることになるのです。
そして死を迎えられた方に何をすべきか、自分達の役割を見なおす機会になって欲しいと思っています。看護部長としても、最近身内を2人亡くした家族としても切に願っています。
看護師さん、お願いしますね。