2017年 06月 01日
カラスのお話から
参加できなかったスタッフの為にも、というより私が忘れてしまわない為に
ブログに残しておきたいと思います。
一つ目のお話:イソップ童話の中の「カラスと水差し」
長い旅をしていたカラスは喉がカラカラに乾いていました。
そんなとき、一つの水差しを見つけ、水が飲めると喜んで飛んで行きました。
その水差しには、ほんの少ししか水が入っておらず、どうしてもくちばしが水面に届きません。
カラスは途方に暮れたものの、あらゆる手段を講じて水を飲もうとしたが、その努力もみな
徒労に終わった。
まだ諦めきれないカラスは、集められるだけの小石を集めると、一つ一つくちばしで水差しの
中へ落としていきました。
すると中の水はどんどん嵩(かさ)を増して、ついにはくちばしのところまで届きました。
こうしてカラスは喉を潤し、また旅に出るのでした。
教訓:何事もあきらめず工夫を凝らして挑戦することが大きな成功への近道になる
二つ目のお話:カラスは張り紙が読める?
震災で被害を受けた岩手県にある東大の研究施設。カラスの侵入に困っていました。
3階建てのビルの1階と2階は水害で物置状態のままで、3階のみかろうじて使用していました。
ただ、3年前からカラスが侵入し配管の断熱材をむしっては持ち去るようになっていました。
糞や羽毛が散乱し困っていました。
そこで「カラス侵入禁止」の張り紙を窓枠にずらりと張ったところ、カラスが入って来なく
なりました。カラスが字が読める?それはありえないですよね。
ただ、一つ言えることは、その張り紙とともに人間がカラスを気にして見るようになり警戒
したのかもしれません。
教訓:出来ない出来ないとくクヨクヨとどまってなく、とにかくやってみること、まずは
行動をおこすこと
この2つのお話、本当に納得してしまいました。みなさんは?