2011年 10月 21日
ケアワーカーの研修会
マヒや拘縮(関節が固まった状態)のある寝たきりの患者さまの寝間着の交換です。
無理やり引っ張ったりするとこんなくらいなら大丈夫と思っていても骨折したり
皮膚が、すりむけたりすることがあります。
出来るだけ患者さまの負担にならない安全な方法がないか、ケアワーカー達の日頃の工夫
も含めて体験実習をしました。
寝間着を着用する時は、マヒ側(拘縮)、脱ぐときは健康な方(ひどくない方)からとまずは、
基本の確認。
次に、摩擦を最小にするためにもすべりを良くするための工夫としてみんなで
「ストッキング」「サランラップ」ボランティアさんが作って下さった「サテンのアームカバー」
実際に腕につけてみて、それぞれのすべりの確認も体験しました。
今、右腕にストッキング、左にサランラップを巻いているところです。
横に向いていただき寝間着を着せていきます。
負担にならないよう丁寧に、手際良く、しっかり声をかけて、笑顔が足らないよ!
本当に体験学習は、する側でなく、される側(患者体験)をしっかり体験することが一番だと思っています。
今日の講師は、ケアワーカーの中で一番若い主任でしたが、一生懸命の中に頼もしさ、成長を感じることが出来、よしよしと満足しています。
看護師のパートナーのケアワーカー達よ、頑張れ!